トラロックバスツアー最終章。
前回から暫く間が空いてしまいましたが、この気持ち悪いまとめも
これで最終章となりますので、どうぞご安心して気持ち悪くなってくださいね。
若干前回どこまで書いたかふんわりしか思い出せていないので
コレがマジに思い出せなくなる前に記憶の熱ッついジュースを振り絞って
悔いなく終焉を迎えたいと思いますので最後までお付き合いよろしくお願い致します。
では、参ります。
山下公園での集合写真を撮り終わりバスが到着するまで野放しの中村屋を囲み
中村屋とまっつんの何でもないお喋りで時間を繋ぎ、バスが到着してからは
ゾロゾロとみんな各バスに乗り込み、まだかまだかと自分のバスに中村屋が同乗してくるのを待っていた。
三号車から順番に乗り変えて来るとゆうことで、わたしが乗る一号車はラスト。
添乗員の男性スタッフさんに「多分時間的に一番一号車に長くご本人が乗ると思います」なんて言われてしまい益々緊張と嗚咽が止まらない。
どう考えても目の前に来るのは分かっていたので、もうテンションは上がったり下がったりとめちゃくちゃ忙しかった。
中村屋が乗り換えてくるまでは結構な時間があるので今回の参加記念品とFC会員限定のブロマイドが配布され「かわいい・・・」しか脳が言わなくなっていた。
ああ、乗って来たら本当にラストスパートなんだなぁとブロマイドを眺め
めちゃくちゃおセンチな気分になっている時にそれはキタ。「尿意」だ。
山下公園から出発しておトイレとか余裕っしょと思っていたが
緊張で吐きそうだし漏れそうだしで流石にマズイと思い、男性添乗員さんに
コソッと「お手洗い行きたいです・・・」と伝えたら小声で「少々お待ちください」
と言われ添乗員さんとバスの運転手さんでどこか横付け出来そうなコンビにはないかと探し、スタッフさん同士は「予定の場所ではないがコンビニがあればそこでもうご本人に乗り換えて頂きましょう」と連絡を取り合っていた。
どうにか停まれそうな大通りのファミマにバスを横付けし
「他の号車の方々にはおトイレ休憩とは伝えていませんので速やかに戻ってください」と言われ、わたしを含むファン5人程はそそくさとバスを降りてファミマへダッシュした。
いや、ダッシュしてたのはわたしだけで他の方々は「お茶買おう」とか「お菓子買おう」などとのんきに「マジ休憩」の感覚だった。
みんな「遅れても大丈夫っしょ」な感じなのである。
若干腹は立ったが今は予定を狂わせてまで来させて頂いてるおトイレなので
上半期始まって一番くらいの速さで用を足した。
めちゃくちゃ急いだので出たかどうかも怪しいが、とにかく音速で済ませた。
ファミマを出る時もバスまでめちゃくちゃ走った。
息もゼーハーでバスに戻ると「おかえり~」と中村屋とまっつんに言われてしまった。
この感情に名前はなく「っは~い・・・」しか言えず
席に着いてもガチの目の前だし、もう目を合わせることも出来なかった。
めちゃ遅トイレ組も戻り全員が着席したところで、またバスは発車した。
何かあってはイケナイなとシートベルトもガチガチに締めた。
もはや「拘束着」である。
目の前でセルフ拘束をしている奴を尻目に中村屋とまっつんのトークが始まる。
内容はまぁまぁ他愛もない話ばかりであった。
中村屋が「最後の晩ごはん」とゆうドラマに出ているので自炊する?みたいな話から
そう、まっつんが大好きなぺヤングは一平ちゃんではないのだ。
「大好きすぎてもう一平さんって呼ぶね」と言っていたが
まっつんの大好きな一平さんはぺヤングさんではなく明星さんの傘下なのだ。
そこが腑に落ちなかった中村屋に「ペヤングって一平ちゃんじゃないよね?」と
確認されてしまい「はぃ・・」としか言えなかった。
しかし中村屋は一平ちゃんがカップ焼きそばで一番好きだとゆうことも分かり勝手に「わたしも」となった。もう一平ちゃんしか食べない。
その後も要所要所まっつんの腑に落ちない部分を「違うよねぇ?」「変だよねぇ?」と
確認され、わたしはもう虫の鳴く声で中村屋の問いに「(はい・・・)」と頷くだけのYESマンなイキモノになっていた。
トークも終盤に差し掛かり中村屋が「ちょっと一人ずつお礼してくるから」と
マイクを置いて一番後ろの席まで向かったので、一回めちゃくちゃ深い深呼吸をした。
一人ずつにお礼をして、いざわたしの番になった。
「また来てくれてありがとうね?」でずっと狂っていた涙腺はぶっ壊れた。
本当に覚えててくれていたかは定かではないがマジ一生推そうと決めた。
目の前の定位置に中村屋が戻りまっつんがこんなこと言うから
めちゃくちゃ声帯を絞って「香水何使ってますか?」と勇気を出して聞いたら
「SABAってやつ!えす、えー、びー、えー、サバ!」と教えてくれたが
脳内には「えすえーじーえーさが♪と」「サヴァ?ゴーバスターズ?」しか浮かばなかった。特撮クラスタの悪いとことである。
そろそろ東京駅に着く頃で中村屋から今日の感想や感謝の言葉が綴られ最後に
「僕が皆さんの為に夜な夜な内職したプレゼントがありますと」紙袋をガザガザし始め「入浴剤のバブです!」と見せてくれた。
これをこれから一人ずつ渡しますね!とまた席を離れ最後尾から配り始めた。
一回でやりゃ良かったのにと普段なら思うが、中村屋チャンスが二回もあるなら
それはそれでヨッシャラッキーなのでいいのである。
まさかこのタイミングで電王を勧められるとは思っていなかったが
ひとつ言えるのは「観たうえでだよ!!!!!」の一言に尽きる。
まっつんは電王10周年のイベントにも行ったらしく「本当に良かった・・・俺、改めてライダーと仕事してるんだって感激した」と言っていたが
「君が仕事をしているのはライダーであって鬼だからな、忘れんなよ今バブを配っているのは【鬼】だ」と危うくわたしの中の猛士が暴れだすところであった。
オタクは簡単に戦闘スイッチが入るので是非気をつけて欲しい。
せっかく大人しく過ごして来たのだからここで全てをチャラにする訳にはいかないし
わたしはまだ中村屋のバブを貰っていない。
貰うまで死んでもバスを降りるわけにはいかないのだ。
そしていよいよバブ配給の番になり「ありがとうございます・・・」とバブを泣きながら受け取ったらその流れで中村屋が何か言いたそうにしていたのに急に添乗員さんに預けた手紙のことを思い出し「手紙、持ってきたんですけど・・・」
「うん、今受け取るよ?」
「預けてしまったので・・・」
「誰に?」
「スタッフさんに・・・」
「うん、じゃあ後で受け取っておくね?」
「いや、読まないでください・・・」
「なんで?!絶対読むよ?!w逆に読む!w」
「や、ホント恥ずかしいので・・・」
「ううん、読むし、また来てくれて嬉しかったよ?」
「生まれてきてくれて・・・ありがとうございます・・・またいつかの未来で・・・」
「もちろん。いつかの未来でね!」
とこんな気持ちの悪い会話をずっと握手しながら聞いてくれた中村屋。
最後は肩をぽんぽんとしてくれた。
しかしテンパった状態で手紙の件を思い出したせいで中村屋がわたしに投げようとしてくれた言葉が分からないままになってしまい死ぬほど後悔した。
次があるならもう中村屋が何か言いそうな時はめちゃくちゃ黙っていようと心に決めた。
最後に〆の挨拶を済ませ、中村屋とまっつんはバスを降りた。
我々も時間差でバスを降り、一日お世話になった添乗員の男性スタッフさんに
「お兄さんが一号車で、出会えて良かったです」と伝え
お兄さんも「自分も出会えて良かったっす、お預かりした気持ち、大阪まで持っていきます・・!」と涙目で握手をして別れた。
東京駅まで早歩きで向かいながら改めて本当に終わったんだと、駅のホームで泣いた。
こんな夢のような時間が他にあるかよ・・・
なんだか生きている中で全ての運を使い果たしたような感覚である。
このバブも良く見たら写真集にないカットだしハートのシールも貼られ
メッセージも手描きな事に気付き、これを親知らず抜いて痛い痛いと言いながら
夜なべして作ったのかよと思ったら更に泣いた。
帰り道はホント「まるで透明になったみたい 全部自分をすり抜けていく」だった。
家に帰ってからも写真を見ては今日のことを思い出し泣いた。
もうこれは後遺症がひどいのでしばらくは患うだろうなと確信した。
しばらくどころかきっと一生ものな気がする。
集合写真も一匹モンスターが写りこんでいるがこれはこれで満足である。
そしてイベ後恒例の爆散記録も残しておいた。(前回のも一緒にご覧ください)
脳内がまだふわっふわの状態でその日は気絶するように寝たが
起きてすぐTLを見たら中村屋がブットバソウルの宣伝ツイートをあげていて
なんかもうマジ中村屋・・・としか言えなかったしビルド見ても何一つ頭に入ってこなかった。
一人でいるとマジに空っぽになってしまうのでメソとaちゃんとお好み焼きを食べに行ったが震える手で「中村」と書いてしまうくらいにはぺそぺその空っぽであった。
こんなんで月曜から仕事大丈夫かよと思っていたらTLでこんなことを言っていたのを思い出してくれたのか自分のことのようにガチで赤飯を炊いてくれたフォロワーさんもいて更に目頭が熱くなった。
本当に人には恵まれたと思っています。
このナンバーは二度とないものだし、あの時間も二度とないものなので本当に行けて良かったし、今回は自分ひとりの力で行けたとは思っていません。
現場で一人でもTLで皆さんが気に掛けてくださっていたお陰で楽しく行って来れました。本当にありがとうございます。
これからも気持ち悪く中村屋を推していきますが、どうかそのまま生ぬるい目で見守って頂けたら幸いです。ここまで読んでくださりありがとうございました。
(ド深夜なので誤字脱字等は今度修正いたしますおやすみなさい)